トラックポイントの設定
トラックポイントの中心ボタンでのスクロールが効かない.あと,タッチパッドは使わないし,たまに親指の付け根で動いちゃう事があって邪魔なので無効化する.
ただし,正規の方法であるgpointing-device-settingsコマンドを利用する方法は,X11を起動するたびに設定が無効になってしまうので(たぶんUbuntuのデフォルトWMではなくXmonadを使ってるせいだと思う),Xorgの正攻法でどうにかする.
設定にはここのページを参考にした.
トラックポイントの有効化
/usr/share/X11/xorg.conf.d/20-thinkpad.confを作成,以下のように設定.
Section "InputClass" Identifier "Trackpoint Wheel Emulation" MatchProduct "TrackPoint" MatchDevicePath "/dev/input/event*" Driver "evdev" Option "EmulateWheel" "true" Option "EmulateWheelButton" "2" Option "Emulate3Buttons" "false" Option "XAxisMapping" "6 7" Option "YAxisMapping" "4 5" EndSection
横スクロールが不要ならYAxisMappingの行を消せばOK
タッチパッドの無効化
/usr/share/X11/xorg.conf.d/50-synaptics.confを以下のように編集.
--- 50-synaptics.conf.orig 2011-08-13 23:05:43.587262932 +0900 +++ 50-synaptics.conf 2011-08-13 23:05:30.497262930 +0900 @@ -3,4 +3,5 @@ Driver "synaptics" MatchIsTouchpad "on" MatchDevicePath "/dev/input/event*" + Option "Ignore" "on" EndSection
Ubuntuのインストールと日本語化
4月から3ヶ月間,自社の新人研修のスタッフの仕事をさせてもらい,そこでゆとり世代でもすぐに慣れさせられるLinuxディストリビューションとしてUbuntuを採用したのだが,これが随分と使いやすかったので,今回はUbuntuを採用した.
Ubuntuってなんかオレンジ色で妙なカスタマイズが鬱陶しくて・・・と昔はバカにしてGentooとかArchとか,そういうトガった人向けのものを好んで使っていたのだが,正直なんでもかんでもビルドするGentoo(というかPortage.同様の理由で本家Port使いのFreeBSDも)なんて,そんなの使うほどもう精神的に若くないし,まずは設定ファイルの使いかたを熟読して・・・な発想のArchも似たような理由で面倒くさい.
少年老いやすく学成り難し,を地で行く自身に軽く絶望しながらも,まあいいやとすぐに割り切れる自分がわりと好き.
ゆとりは子供にではなく大人にこそ必要ですね!
そんなことはさておき,Ubuntuのインストール.バージョンは最新の11.4.俺が昔に試したのはDだったが,今はNまで来てるみたい.
せっかく32bit CPUのCoreDuoから64bitのi3に変わったのだから,64bit版を選択.なにやら巷じゃ64bit版のUbuntuの評判があまり良くないみたいだが,使えるアプリの数がどうとか64bitのWindowsが売れてないからどうとか,情報が古いままだったり見当はずれだったりでアホくさいので無視.日本語ローカライズド版というのもあって,英語に不自由な自分としては大変魅力的だったのだが32bit版しか無さそうなのと,後からリポジトリの追加で対応できるそうなのでやめておいた.
ということでビックリするくらい簡単で選択肢の少ないインストーラを使用しインストール.HDDが250GBとわりと多めなので,パーティションは余裕をもって/に100GB,/homeに150GBで割り当てた.世の中には細かく/usrとかそういうのまで分割したがる人がいるけど,個人的にはそこまでガチガチにする好みはないし,ノートでそれをやる意味もあまり無さそうなので,ざっくり2つに分けるだけにしておいた.
デフォルトでは単一になるんだけど,それはちょっとさすがに気分が良くないのでそんな感じ.
インストールが終わり,再起動.起動時に変なスプラッシュイメージが出たりして大層気色悪いが,テキストが流れてても毎度見てるわけでもないし,スプラッシュが出てても見ようと思えば見れるわけだし,これでいいのかもしれない.
ログインすると,何やら見覚えのないWMが起動する.最近のUbuntuはGnomeではないらしい.ためしに色々いじってみるが,最初端末の起動のしかたがわからなくて本気で戸惑った.アプリケーションを検索してやっとこさ立ち上げたが,なんというかUnixとしての使い勝手の悪さがMacじみてて非常に萎えるので,こいつはすぐに削除しようと決めた.
まあとりあえずはUbuntu Japanese Teamのページにある通り,日本語用リポジトリを追加してubuntu-desktop-jaをインストール.
何からやっていいのかわからないので,とりあえずaptitude,xmonadをインストールし,xmonadの設定ファイル含め,前のマシンのホームディレクトリにあるもの一式をrsyncで移動させる.
一通り終わったらログアウトし,gdmのメニューでWMをUbuntuからXmonadに変更してログインし直した.やっと人心地.
ThinkPad T420iを購入
大昔に買った,外見はPowerBook G4と変わらない頃のMacBookProがそろそろ往生しそうなので,新しく開発用ノートを購入.
やはりノートPCのタッチパッドは個人的に好きになれず,TrackPointが使いたくて仕方なかったので,モデルはThinkPad一択.英語キーボードがオプションで選べるのも良い.
キーボードがちゃんと7段になっているシリーズで,A4サイズのものが欲しかったので,条件にあてはまる中から最安のT420iを購入した.
しかし,iが付いててもCore i3.おいおい今まで使ってたMBPなんて当時倍以上の値段してたのにCore Duoだよ・・・時代の流れってこわい.
とはいえメモリは2GBだと今どきは心許ない気がしたので,4GBに変更.その他いろいろ好みにあわせて変更し,1割引クーポン利用で税込8万強で収まった.安い.
ということでノート新調にあわせて,久しく書いてなかったはてなダイアリーも復活してみようという試み.昔書いていた筆者は病気シリーズは内容も古くなってきたし,残しておくのはむしろ有害だと判断したのでプライベートモードにしておいた.古いことを理解して見たいのであれば当分はGoogleのキャッシュなどもあるだろうし,まあいいでしょ.
コミケいってきた
技術系のだけ.本当はこれの数倍〜数十倍のプリキュア本が後ろに隠れてる.*1
Lisp処理系,マイナーOS本,HHKBワイヤレス化本,擬人化本,LinuxWacomデバドラ本,x86エミュレータ本・・・なかなかニッチでエッヂな感じがいいですね.
とりあえずぜんぶ読んだので一言感想.めんどくさいのでサークル名は割愛.タイトルでググれば出るんじゃないかな
- Schlussel
- Operating System Maniacs
- マイナーOS本,あとバックナンバー?のDVD
- どうせマイナーとか言っといてさほどマイナーじゃないんでしょ?と思ったら本気でドマイナーでした.知らないのもいくつかあって楽しめた.
- HHKBをワイヤレスでつなぎたい
- PICでUSBホスト動かしてHHKPro2を制御して・・・実機への転送はまさかのモスキート音!!
- デモがなんか遅いからボトルネックはどこかと聞いたら「モスキート音です」とか言われたときはどうしようかと・・・
- わんくまさん? vol.6
- わんくまさん.擬人化本.
- WP7全盛ですね! 俺は買わないし書きもしないけどね!!
- Linuxwacom
- Javaで作る超簡易x86エミュレータ
いつか俺も出展したいなぁ・・・