Ubuntuのインストールと日本語化

4月から3ヶ月間,自社の新人研修のスタッフの仕事をさせてもらい,そこでゆとり世代でもすぐに慣れさせられるLinuxディストリビューションとしてUbuntuを採用したのだが,これが随分と使いやすかったので,今回はUbuntuを採用した.

Ubuntuってなんかオレンジ色で妙なカスタマイズが鬱陶しくて・・・と昔はバカにしてGentooとかArchとか,そういうトガった人向けのものを好んで使っていたのだが,正直なんでもかんでもビルドするGentoo(というかPortage.同様の理由で本家Port使いのFreeBSDも)なんて,そんなの使うほどもう精神的に若くないし,まずは設定ファイルの使いかたを熟読して・・・な発想のArchも似たような理由で面倒くさい.
少年老いやすく学成り難し,を地で行く自身に軽く絶望しながらも,まあいいやとすぐに割り切れる自分がわりと好き.
ゆとりは子供にではなく大人にこそ必要ですね!

そんなことはさておき,Ubuntuのインストール.バージョンは最新の11.4.俺が昔に試したのはDだったが,今はNまで来てるみたい.
せっかく32bit CPUのCoreDuoから64bitのi3に変わったのだから,64bit版を選択.なにやら巷じゃ64bit版のUbuntuの評判があまり良くないみたいだが,使えるアプリの数がどうとか64bitのWindowsが売れてないからどうとか,情報が古いままだったり見当はずれだったりでアホくさいので無視.日本語ローカライズド版というのもあって,英語に不自由な自分としては大変魅力的だったのだが32bit版しか無さそうなのと,後からリポジトリの追加で対応できるそうなのでやめておいた.

ということでビックリするくらい簡単で選択肢の少ないインストーラを使用しインストール.HDDが250GBとわりと多めなので,パーティションは余裕をもって/に100GB,/homeに150GBで割り当てた.世の中には細かく/usrとかそういうのまで分割したがる人がいるけど,個人的にはそこまでガチガチにする好みはないし,ノートでそれをやる意味もあまり無さそうなので,ざっくり2つに分けるだけにしておいた.
デフォルトでは単一になるんだけど,それはちょっとさすがに気分が良くないのでそんな感じ.

インストールが終わり,再起動.起動時に変なスプラッシュイメージが出たりして大層気色悪いが,テキストが流れてても毎度見てるわけでもないし,スプラッシュが出てても見ようと思えば見れるわけだし,これでいいのかもしれない.

ログインすると,何やら見覚えのないWMが起動する.最近のUbuntuGnomeではないらしい.ためしに色々いじってみるが,最初端末の起動のしかたがわからなくて本気で戸惑った.アプリケーションを検索してやっとこさ立ち上げたが,なんというかUnixとしての使い勝手の悪さがMacじみてて非常に萎えるので,こいつはすぐに削除しようと決めた.

まあとりあえずはUbuntu Japanese Teamのページにある通り,日本語用リポジトリを追加してubuntu-desktop-jaをインストール.

何からやっていいのかわからないので,とりあえずaptitudexmonadをインストールし,xmonadの設定ファイル含め,前のマシンのホームディレクトリにあるもの一式をrsyncで移動させる.
一通り終わったらログアウトし,gdmのメニューでWMをUbuntuからXmonadに変更してログインし直した.やっと人心地.